正しいBULL率の計算とは...スタッツとの関係を観る!!
ボンジョールノ!ペペロンです。
突然ですが皆さんは普段BULL(ブル)率を気にしながら投げておられますか?
私は「BULL率30%か~3投に1投だなぁ」程度にしか気にしておりませんでした。
しかし、ふとAフラはBULL率いくらなのか気になりこの記事を書くことにしました。
そんなわけで今日はダーツライブの01BULL率とレートの関係について考えてみます。
クリケット(CR)については今後の記事で計算する予定です。
結論から書きましょう!
この表を見ると一目瞭然!!
Aフラになるには41%のブル率が必要なんです!!
単純に考えると5本中2本...
大したことない数字に見えますが平均と考えると結構大変です...
計算式について書きます。
考えかたは簡単です!
要はBULLに当たる本数とはずれた本数にそれぞれ点数をかけるだけ!
BULL率はあらかじめ100で割っておきます。
BULL率をP、1Rあたりの平均得点をZとし、Zを
- BULLによる得点 Z1
- キャッチによる得点 Z2
に分けると、
Z1=3xPx50
=150P (1)
Z2=3(1-P)x10.5
=31.5(1-P) (2)
Z =Z1+Z2
=118.5P+31.5 (3)
となります。
式の解説を致します。
式(1)の3xPは3投中の平均BULLヒット数で、これにBULL得点50をかけました。
式(2)は、BULLから外れた平均本数を計算しキャッチ得点の期待値をかけました。
キャッチ得点の期待値は、BULLから外れたものは全てTライン内側にヒットし、
1から20それぞれに当たる確率は等しく1/20であると仮定しています。
1から20の合計210に、確率1/20をかけると10.5となります。
ここで私ペペロンのスタッツを計算してみましょう!
私の01 GAMES BULL率は33.78%です。
これをZ1、Z2に入れ込みますと、次の表のようになります。
つまり計算上1Rあたりの私の平均得点は71.53になるわけです。
これはRt.8に相当します。
実際の平均得点は72.18ですので、誤差率は約0.9%!!
ほぼ理論通りです!
この理論を他のスタッツに当てはめてみましょう!!
Rtごとの平均得点は既に定められておりますので、
それを式(3)のZに代入し、BULL率Pを逆算します。
そうすると最初の表のようになります。
AAフラでは2本に1本は必ず入れなければならない...
プロの試合ではPPR130なんてザラですから
83%というとんでもない率でBULLにヒットさせてるんですね...
33%という私の数字がとても小さく見えてきました...
投げまくって投げまくってAフラになってやります!!
ではでは。